お茶の世界では、初釜や炉開きなど、いろんな重要な行事がある。
今日は、もう一つ、忘れてはいけない行事「利休忌」でした。千利休さんがいなかったら、お茶はこんな風に確立されてなかっただろうし、私もここでこうしてお茶を通していろんなことを学んだり、ステキな人達に出会ったりもしてない。あとおいしい和菓子も食べてないね(笑)。
日ごろの感謝の気持ちをこめて、お参りしてきた。
東漸寺の本堂での法要のあと、お茶室にうつってお茶をいただく。
待っている間には、桜茶をいただきました。ピンクの花びらがかわいい!
先生から丁寧にお軸の説明を受けた。英語で。でも、漢字で見てるよりも、シンプルで分かりやすく感じたのが不思議。
①頭上巾兼手中扇
②厳然遺像旧時姿
③趙州且座喫茶底
④若不斯翁争得知
①頭上に巾兼ねて手中に扇
②厳然たる遺像 旧時の姿
③趙州(じょうしゅう)且座(しゃざ)喫茶の底(てい)
④もしこの翁(おう)にあらずんば いかでか知ることを得ん
はい、英語、いきます。
①Cloth cap on head with fan in hand
②A solem portrait left us of his appearance in former times
③The depths of Joshu's "sit awhile and have some tea"
④If not found in this old man, then how should we ever know it
どう?なんか、英語の方がわかりやすくない?そうでもないか?どちらにしても、奥が深いんだけど。
雪月花の香合
紙釜敷は、淡々斎がご結婚なさった時の引き出物だって。すごいね。
今日のお花はツバキだったけど、利休忌にはよく「菜の花」が使われるそう。利休さんが自害したときに、菜の花がいっぱい咲いてたとか。
お棚は溜精棚。
柄杓の柄が使ってある、珍しいもの。おもしろいなー。蓋置には、ひよこの絵がついてた。
水指は、バンクーバーの陶芸家の人が造ったもの。細身ですっとしてて、色もさわやかな感じ。好きです。
今日、一番気に入ったお道具は、これ。「夜桜」ってご銘が付いたお棗です。写真では分かりにくいけど、よ~く光にかざしてみると、真っ黒の塗りの中にうっすらとピンクの桜が見える。
前日の雪で桜がびっくりしてしまって、まだ境内の桜の木はつぼみだったけど、その様子にも「生きる力」「これからやってくる春の喜び」を感じますね、とおっしゃる先生。
なるほど~!ただただ、寒い寒い、早くあったかくなれ!って文句ばっかり言ってちゃいけないな、と反省しました。どんな状況にあっても、それを楽しみ、ありがたく受け止める姿勢、まだまだ足りない私です。
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